Home 家づくりのまなびば防災 28:防災番外編(1):在宅中に地震が起きた時の行動と対策

28:防災番外編(1):在宅中に地震が起きた時の行動と対策

大地震が起きた時、
家の中で一番安全なところはどこだと思いますか?

昔から、「トイレは柱がたくさんあるので安全だ!」という話を耳にしますが、ちょっと違うようです。
トイレは地震で扉が開かなくなり閉じ込められる危険性が高く避けるべき場所なのです。

では、どこが一番安全な場所でしょうか?実は、一番推奨される場所は「玄関」です。
玄関扉を開けて避難路を確保する事により、揺れがおさまるまで退避する場所としては最適になります。ただし、地震の激しい揺れで移動困難な場合は家具や家電・ガラスなどが落ちてこない丈夫なテーブルの下など《安全なエリア》に逃げ込みましょう。もしあなたがキッチンにいたとしたらそこは一番危険なエリアです。最近のガスコンロやIHヒーターは大きな揺れで止まりますが、火や熱い鍋等がありますので、先ずは自分の身の安全の確保です。

そして、大地震発生時に慌てて外に飛び出すのは危険です。
玄関ドアを開けて避難導線を確保し、揺れが収まるまで待機してください。揺れがおさまったら、家族の安否や家の状況を確認し避難しましょう。その際は漏電ブレーカーを落とすのを忘れないようにしてください。
※漏電ブレーカーを落とす理由・詳しくはこちらの記事をご覧ください「06火災と防災予防

そして、玄関収納には【非常持ち出し袋】を用意しておき、避難時さっと持ち出せるようにしておきましょう。
普段から各部屋と玄関までのルートには物を置かずいつでもスムースに逃げられる環境を保つ事が大切になります。

 

普段から家の中での《安全なエリア》を
確保しておきましょう。

■リビングや各部屋にある背の高い家具やテレビなどはしっかりと固定しましょう。転倒防止用の鎖やワイヤーも柱や梁など頑丈な部分に確りと固定してください

一口メモ:
固定をするにあたり、家具と天井の間に突っ張り棒を利用している方も多いと思いますが、取付場所を的確な場所にしていないと天井が壊れます。一般的な木造住宅の天井は石膏ボードと呼ばれる10ミリ程の板にビニールクロスが貼られています。石膏ボードはそう硬くはないので石膏ボードを貼るときに使う下地のある部分にきっちりと取り付ける必要があるのでご注意下さい。

 

 

■寝室は、背の高い家具は絶対に置かないようにしましょう。
■背の低い家具にも耐震マットを貼るなど家具や家電がずり動くことのないような対策を取りましょう。
■被災後は物が散乱していたり、ガラスの破片などが飛び散っている場合がある為
布団やベットのそばには靴やスリッパを用意しておきましょう。
■停電に備え懐中電灯も必須です。寝室が《安全なエリア》となれば就寝中に大地震が起きても、
あわてて飛び出すより布団などで体を保護し待機する方が安全と考えられます。

 

このように普段からの準備と心構えがいざという時、家族の安全を守る事になります。部屋にはできるだけ物は置かず、家具や電気製品には耐震対策を施し、整理整頓に心がけ大地震に備えましょう。

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