2023年夏、コロナウィルス感染症も一段落しました。ウィルスが猛威を振るっていた時、ガス給湯器が不足したのを覚えていますでしょうか??
現在は供給不足もかなり解消されつつあり、修理や取替もスムーズに行えるようになりました。
そこで、今回は、ガス器具(特にガス給湯器)の経年劣化よる症状と交換時期について解説していきます。壊れてしまう前に是非、自宅の給湯器の点検や交換を検討してみてください。
ガス機器は、安全上支障なく使用できる標準期間である「設計上の標準使用期間」を定めています。使用頻度や使用環境などは各家庭の状況により異なりますが、家庭用で製造から10年と設定しています。
長期間機器を使用することで経年劣化が進み、火災や火傷、不完全燃焼による一酸化炭素中毒など、重大な事故につながります。
あなたの家の給湯機器の経年劣化度をチェックしてみましょう!
- 給湯器より異音やガスの臭いがする。
- 使用中にお湯が熱くなったり、冷たくなったりする。
- たまにお湯が出なくなる。
- 外装に錆がでたり、煤で黒くなっている。
- リモコンにエラー表示がでている。
- 給湯器より水漏れがする。
上記の症状が1つでも出ていれば、点検や交換の時期が来ています。大事故になる前に必ずメーカーやお近くの工務店にご相談ください。
尚、給湯器の種類について、別のコラムで解説しています。是非ご覧いただき、交換する際の参考にしてください。
(ガス給湯器について)