今回は、ウッドショックの続きのお話です。
それから一か月がたち、落ち着いていくのかと思いきやその異常さはまだ続いているようです。
日本は森林資源が豊富な国の一つ。
しかしながらその自給率は35%に届いていないことは前回お伝えしました。
しかもその自給率のすべてが建築用材に使われているのではなく、
チップや 合板などにも利用されています。
つまり、木造住宅のほとんどが外材、もしくは合板に頼った家づくりとなって いるのが常識となっているのです。
■外国産材を扱ってきた業者の国産材シフトがはじまる
このような輸入材を扱っているのが、商社や大手の問屋さんです。
大手から供給がはじまると、
小さな町場の工務店には木材供給がなされなくなってくるということも懸念されます。
輸入材も徐々に減り始めると、今度は木材の値段の高騰が心配です。
私の会社に近いところで営業している材木やさんが先日の”セリ”の話をしていただきましたが、赤松のタルキと呼ばれる材料が、とどまることを知らない勢いで値段が上がっているそうです。
誰も止めない、いつ終わるのかわからないこの値上げ合戦。
最近では国産木材の値も徐々に上がて来ています。
匠の会の工務店は、日頃から国産材を信頼できる材木店から、
継続的に取引している工務店も多く、その影響はにわかに打撃を受ける工務店は少ないですが、
普段日本の林業産地と取引のない工務店などは、かなり苦しいという話も聞こえてきます。
またこれは木材の影響か、コロナの影響かわかりませんが”鉄”も値上がりを始めています。
このような時代にテレワークや不要不急の外出禁止などを経験してきた私たちは、
今こそ”家”の大切さを感じているのではないでしょうか?
こんな時期ですが、”家”づくりを考えている皆様のお手伝いを真剣に考えているのが私たち匠の会の会員社です。
「木材がなく建てられないと言われた! どうしよう?」
「ウッドショックの現状をもっと詳しく知りたい」
「ウッドショックは私たちの家づくり(生活)にどう影響を与えるの?」
など、ご相談ごとがありましたらお気軽にご連絡ください。
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■ウッドショックによる住まいづくりの不安にお答えします
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今後のご相談、セカンドオピニオンとしての情報収集など、オンラインでプロと気軽に話ができる機会があります。もちろん、相談をしたからと言って家づくりをしなければいけないということはありませんのでご安心ください。