川崎市で生活しているKさんの実話です。
2019年10月に発生した台風19号で川崎市多摩区において、実際に水害にあったお話をします。
建物は木造3階建で、1階が1.5mほど浸水し、家具の大部分は水没してしまいました。
下水の逆流が起おり、便器から水が噴き出す異常な状態が発生し、衛生上もとても良くない状態になりました。
私たち工務店など企業が家具などを捨てるなると相当な費用が掛かります。そこで家具などの廃棄は、市区町村が運営する指定廃棄場所を利用し、指定廃棄場所への持ち込み(無料)で廃棄してもらう事としました。家屋の復旧工事は全体で200万円ほどかかりましたが、川崎市から30万の助成金、残りの大部分は損害保険で補われたそうです。一生活再建に大きく影響しました。
所有している建物の火災保険の補償内容を確認しておく事は、大変重要となります。
また、大規模な災害が発生した場合、各地域において災害救助法等が適応され、様々な支援制度が行われます。行政機関からの情報をしっかり取得するようにしましょう。