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賃貸住宅でも床にこだわる

賃貸に住まう方必見! 賃貸住宅の床材事情

一軒の家に同じ家族が住み続けることが前提の戸建て住宅と違い、人の入れ替わりが多い賃貸住宅。床材には、様々な工夫やこだわりが施されています。

 

◆ひとこと解説◆

毎日触れる床だから、一考の余地あり

賃貸住宅でも床材に工夫とこだわりがあります。
入居者のこだわりに注目した床材や、入れ替え時の張り替えのしやすさに注目したものなど様々なものがあります。

 

 


 

賃貸住宅では、入居者さんの入れ替えなどで、定期的に床の張り替えが行われることが多く、
そのためコストや施工性の優れたクッションフロア(CF)が使用されることが少なくありません。
デザインやカラーが豊富で、木材模様のものもあり、一見クッションフロアーとは見えないようなデザインもあります。

 

フローリングでもいわゆる合板のフローリングを多く使用しています。
コスト面のほか、傷や凹みが付きにくく、反りや収縮のリスクが少なく、お手入れの手間も少ないことから、
多くの賃貸住宅で導入されています。

 

とはいえ、無垢材フローリングの賃貸住宅もないわけではありません。
自然素材の賃貸住宅では、無垢材のフローリングを導入していることが多いんです。
樹種は、杉・ヒノキ・パインなどの針葉樹が多いですが、オークなどの広葉樹の場合もあります。
針葉樹は広葉樹に比べて柔らかく、肌触りが魅力です。
しかしながら、柔らかい分傷がつきやすいというデメリットもありますが軽微な傷はスチームを当てるなどして修復することもできます。

 

次の入居者募集の際、無垢材であれば目立つ傷があった場合でも、サンダーをかけて表面を薄く削る事もできます。
自然素材の賃貸住宅の場合、無垢材の細かな傷は、素材の特性としてご理解いただいてご入居してくださる方が多く、
傷のつきやすさなどのデメリットより、肌触りの良さなどのメリット面を気に入って、喜んでくださっている印象です。

 

 

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