浴室と一体の機能を持った空間と考える
洗面所に求められる機能によっては家の中での配置を十分に考慮することが必要となります。
そこで今回は、洗面所の配置についてお伝えしたいと思います。
◆ひとこと解説◆
動線に合わせた配置を考えると使いやすい洗面所に
一般的なカタチというのももちろんありますが、
例えば・・・奥様の家事のしやすさを考慮してキッチンとの動線を重視した計画をすることで、その後の生活のしやすさが大きく変わってくることもあります。
■湿気を帯びやすい場所なのでしっかりと計画を
一般的に洗面所は浴室と一対の機能を持った空間と考えられているので、浴室に接した場所に配置されています。
しかし洗面所に求められる機能によっては家の中での配置を十分に考慮することが必要となります。
・脱衣と洗濯機の置き場としての洗面所
・出入り口と干渉しない脱衣スペースと浴室の出入口との関係を考慮した洗濯機置き場
多くは上記の2つを考えれば大きな失敗は無いでしょう。
そして洗面所の使い方はそれぞれです。
・キッチンとの動線を重視
→洗面所の出入口を2カ所設け回遊式として作業効率を上げることも考えられる
・パウダールームとしての役割を持たせた洗面所
→ホテルのように寝室に接してシャワーブースを設ける場合にはベットの位置からの動線を考慮した洗面スペースの配置を検討
などなど、ご家族によって洗面所の使い方はとてもたくさんあるんです。
それに伴い、洗面所に何を収納するかを考えるとよい配置計画になると思います。
このように家族で共有するスペースだからこそご家族の意見集約も大切になってきます。
また、洗面所は湿気を帯びやすい場所でもあるため、換気を考えた配置計画をすることもかなり重要です。
配置によっては扉の種類や扉の開ける方向も考慮しプライバシーを守ることも家族が気兼ねなく生活するに当たっては必要な要素になってきます。
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