住宅を建てようと考えた時、
ハウスメーカーにしようか? 地場工務店にしようか?
と誰に相談すればよいのかと悩む方も多いのではないでしょうか?
その中でも、ハウスメーカーはテレビCMなどでも見かけるのでなんとなくイメージしやすいが、地場工務店(地元にある工務店)と言われてもちょっとピンと来ない・・・。地場工務店の意味を調べると「その地域に根ざした中小企業」と定義されているぐらいで、あまりイメージがわきづらいですよね。
一口に工務店と言っても、個人住宅を建てていないところもあったり、大工さん1人で経営しているところもあったりと、工務店というカテゴリーがとても範囲が広く使われている状態でどこの工務店に頼んだら良いのかよく分からないという話を聞くことがあります。
そこで今回は、一般的な工務店が主にどんな商いをしているのか、具体的にお伝えしていきたいと思います。
◆ひとこと解説◆
地場工務店には地場工務店の良さがあります。
この話を読んでご自身に合うかもと思ったら、ぜひ相談をしに尋ねてみてください。
■地場工務店の種類
細かい事業は他にもあると思いますが、下記のような仕事の種類の組み合わせによって
工務店の商いの分別ができると思います。
①一般のお客様と直接契約を行い、住宅を造っている工務店
②ハウスメーカー等の下請けで、住宅を造っている工務店
③設計事務所が設計し監理を行っている下、住宅を造っている工務店
④建売販売会社との契約で住宅を造っている工務店
⑤工務店の下請けで大工工事等建築工事の一部を請け負う工務店
⑥国や市町村が発注する公共工事を行う工務店
⑦土木工事を主な商いとしている(住宅を造っていない)工務店
実は上の分別による仕事の種類によって、その工務店が一体誰の為に(誰のほうを向いて)
仕事を行っているかが分かると思います。②でしたらハウスメーカーの為となるでしょうし、③の場合でも設計事務所との打合せで施工を進める事も多くお客様との接点が少なくなる場合もあり注意が必要な場合が多いんです。
みなさんが考えている工務店のイメージだと①をメインで住宅を造っているところが多いと思われているでしょうが実際には少ないのが現状だと思います。
■地場工務店選びで注意する点
私がもし住宅を地場工務店に頼もうと考えたら以下のことを留意します。
・お客様と直接契約を行って、住宅を造る事をメイン事業としている
・その地域に長く(少なくとも10年以上)商いを行っている
・その地域活動にも積極的に参加している
・自社の営業、設計者がいる
・その工務店に専属の大工がいる
・アフターサービスがしっかりしている
ご参考になれば幸いです。
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