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29:防災番外編(2)誰でもできる応急手当

家庭や街中で突然の事故や病気などで緊急の事態に遭遇したとき、皆さんはどうしますか??

 

救急車や医療関係者を呼ぶのはもちろんですが、その間、自分たちでできる応急手当の方法がたくさんあるのをご存じでしょうか。今回は、応急手当の方法(特にAED(自動体外式除細動器))について説明します。

 

■AED(自動体外式除細動器)

心停止の主な原因は、心筋が痙攣を起こして血液を送り出す事が出来なくなってしまう「心室細動」です。心停止後約3分で、死亡率が50%に達すると言われていますが、119番通報から救急車が現着するまでに約9分かかるとされています。(今般のコロナウイルス感染症が拡大している場合は、それ以上かかる場合が多いです。)

すなわち突然心停止が起きた場合、近くにいる人が一刻も早くAED(自動体外式除細動器)を使用して心室細動を取り除く措置を施さないと、救急車が到着する前に命が失われたり、重度の障害が残ったりする危険性が極めて高くなるのです。

また、心臓と呼吸が止まった人に対する救命処置の指針では、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を優先し、人工呼吸は必ずしも行う必要はないとされています。

 

■AEDの使用方法

AEDの使用方法は、公益財団法人 東京防災救急協会のホームページで詳しく解説していますので参照してください。

応急手当のポイント | 公益財団法人 東京防災救急協会 (tokyo-bousai.or.jp)

 

私も昨年、公益財団法人東京防災救急協会が主催する、上級救命技能講習を受講してきました。AEDの使い方や、心臓マッサージ、人口呼吸の方法、三角巾による固定法など、応急手当の方法を学んできました。また防災士の資格取得の際も講習を受講しました。その時感じた事は、いざ緊急事態に遭遇した際に冷静に行動する事が出来るだろうか? 実際に応急手当をすることが出来るだろうか? でした。

その観点から、日頃から上記の講習会を受講したり、上記法人等のHPを見たりして、応急手当の方法を身につけておく事が大切なんだと感じました。

救急車が到着まで平均9分かかると言われてます、9分間心臓マッサージを続ける事はかなりキツイです。実は私、3分間しか持ちませんでした。

 

 

みなさんも是非、防災士資格取得や救命技能講習などを受講していただき、応急手当の方法を身に着けましょう。いざと言うとき必ず役立ちます。

 

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