防火サッシはなぜ必要?
他へ焼けうつる「延焼」を防ぐために防火性のあるサッシ、ガラスを使用しなければいけません。
家を建てるときには、防火性のあるサッシ・ガラス(窓)を取り付けることが義務づけられています。理由は万が一火事が起きた時、隣の家に燃え移らないようにするため。例えば、室内で起きた火事では、防火サッシによって火が外に広がりにくくする効果があります。なので、一般的な住宅(耐火建築物、準耐火建築物、防火地域にある建築物、準防火地域にある建築物)など、延焼の恐れのある部分の開口部については、炎を遮り延焼を防止するために防火設備(防火サッシ)の使用が義務づけられているのです。
◆ひとこと解説◆
必要な防火性のレベルは、地域ごとにことなります
建築基準法では、都市計画において防火地域・準防火地域が定められています。これらの地域に建築する建物の部位には、防火仕様(防火性のある)のサッシ、ガラスを使用しなければなりません。
延焼の恐れのある部分とは防火地域・準防火地域では建物の外壁部分のことです。
隣棟から延焼を受けたり及ぼしたりする恐れがある範囲のことをいいます。
1階は3m以下、2階以上は5m以下の距離にある建物の部分にあたります。
防火サッシの基準としてはそれぞれの地域や建物によって遮炎時間などによって定められています。
お住まいの地域によって異なりますので詳しくはご相談ください。
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