子供部屋をどこにする?
昔と今では子供部屋の設置場所や考え方が変わってきています。
子供が思春期になったとき、家を出ていったあとのことを考えたことはありますか?
ここでは、今の子供部屋の考え方について解説します。
◆ひとこと解説◆
子ども部屋は変化する部屋。
家は一度作ったらなかなか変えられるものではないですよね。
子供部屋を作って将来的にはただの物置部屋になってしまうか、それとも夫婦の有意義な時間を過ごすためにも使えるようなものにするのか。
子供が巣立ったあとも使っていく部屋の在り方を今から考えましょう。
人生100年時代の家づくり
一昔前は、子供一人に一部屋ずつの子供部屋が必須で、その家の一番日当たりの良い場所に陣取っていました。
しかしながら最近は、お子様と親とのかかわり合いや教育環境の変化により小学校くらいまでは親の目の届くダイニングテーブルやそこに隣接するスタディーコーナーを設け、あえて子供部屋を持たせないという方も増えてきています。
しかし、思春期を迎える頃にはお子様から個室の要望が出るのは確実でしょう。
そこで、最近はお子様が小さい場合は将来的に間を仕切って個室に出来る大きめな空間をセカンドリビングとして利用する考えもあります。
お子様が独立して家を出て行った後、お父様・お母様が自分たちの生活を充実できる空間として活用できることを念頭に置いた配置計画をしてみてみるのはいかがでしょうか。
昭和の時代に建てた建物のほとんどが、子供が出て行った部屋は環境のいい場所にあるにもかかわらず物置としての部屋になっている事が多く見受けられるのです。
人生100年と言われる時代となりました。子供部屋は親(自分たち)の老後を充実できる場所に設けることをお勧めします!
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