◆皆さんは、「蛍光灯２０２７年問題」と言うのをご存じですか？
2023年11月、スイスのジュネーブで開かれた、「水銀に関する水俣条約 第５回締約国会議」において、水銀が微量ながら含まれている一般照明用の蛍光ランプの製造及び輸出入を、2027年までに段階的に廃止する事が決定された事に発して起こっている問題です。
簡単に言えば、今まで使用していた、直管型・環形型・ｺﾝﾊﾟｸﾄ型の蛍光ランプが無くなるのです。
経済産業省化学物質管理課HP参照
製造メーカーによれば、「一部の商品にすでに規制が掛かっている物もあり、安定供給に努めるが、段階的に生産量を少なくしていき、期日は未定だが生産を中止する。」と発表しております。さらに2027年に向けて品薄状態となり、価格も現在の２倍になると予測されています。
※電機メーカーのパナソニックは２０２７年９月に蛍光灯の生産を中止する事を公式に発表しまた
◆では、どのように対応すればいいの？？
既存の照明器具に、LEDランプを取り付けるのが、安価で簡単な方法ですが、安定器等機器が装備されており、組合せが不適切の場合、発煙・発火・落下などの重大事故の可能性があります。
必ず専門家に確認してもらってください。また、照明器具は15年を経過すると故障率が高くなり、点検や交換が推奨されています。
安全と安心の為、この機にＬＥＤ照明器具に交換をオススメします。
