前回(こちらをクリック)は形だけで坪単価のおかしなところをお話ししましたが今回は目安とされている坪単価とは何なのでしょうか?というお話をします。

建設費用とは、以下の形になります。
1:材料費
2:施工費(人件費、機械損料等)
3:設計費(図面作成費や確認申請費等)
4:諸費用(仮設費用や送料、運搬費等)※ここまでが請け負った会社が他の企業や職人に支払う費用
5:利益※その会社の人件費や運営費等
この5つの項目を合計したもので家が出来上がります。(施主の支払いに関してはこの項目の合計金額に消費税がかかります)
坪単価はこの合計金額を床面積(坪数)で割った時の価格の平均値になります。
例えば、
Aさんのお宅の合計が3000万円で30坪のお宅だとすればAさんのお宅は坪100万円です。
Bさんのお宅の合計が3150万円で35坪のお宅だとするとBさんのお宅は坪90万円万円になります。
Cさんのお宅の合計金額は2970万円で27坪のお宅だとするとCさんのお宅は坪110万円となりました。
上記3つのお宅の平均が、
A:100万円/坪+B:90万円/坪+C:110万円/坪=300万円/坪÷3件=100万円となり、この会社の平均の坪単価は100万円となります。
ここで感じることは、Bさんはちょっと損をしていてCさんはちょっと得をしていますよね?
最初にお話ししたように1〜5まの合計が建設費となっております。
坪単価は目安としては成り立ちますが、1の材料費や2施工費が実際は違うのでコストコントロールをすることも可能となってきます。ただしこのようにコストコントロールするためには3の設計費をきちんとかけて図面を検討して進めないといけません。

このように、坪単価はあくまでも目安でしかないということです。
次回は仕様とコストの関係を書いていきます。