鎌倉時代以降に僧から広まった洗面
日本では洗面の習慣は鎌倉時代に広まったと言われています。
今回は、今では当たり前になった洗面の歴史をお伝えしたいと思います。
◆ひとこと解説◆
日本での洗面の習慣は、道元禅師の著した「正法眼蔵」というお経にその作法が記されていたことより推測されています。
洗面台とは、洗面用のくぼみや取り付け用洗面器がある台のことを指します。 洗面化粧台と呼ばれ、洗面台がある部屋を洗面所と呼ぶこともあります。
日本での洗面の習慣は、道元禅師の著した「正法眼蔵」というお経の中に、洗面についての作法が書いてあることから、鎌倉時代以降に僧から広まったと推定されています。持ち運び可能な容器から、洗面台の一部として壁に据え付けられるようになったのは現代になってから。1960年代に陶器や琺瑯製の壁掛けの洗面器が登場しました。
その後、工事を簡易化するために、住宅公団向けに木製キャビネットと洗面器が組み合わさった洗面化粧台が登場し、一般家庭に広がりました。
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