家庭における事故死の原因で一番多いのは?
実は、ヒートショックなんです。
年間約5000人の人が亡くなっているヒートショックについてと、それを防ぐ方法を解説いたします。
◆ひとこと解説◆
気をつけるべきは以下の5つ。
① 入浴前に洗面脱衣所や浴室を暖める
② 湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安に
③ 浴槽から急に立ち上がらない
④ アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控える
⑤ 入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらう
家庭における事故死の原因で一番多いのはヒートショックに起因している事が多く、浴室における溺死者は年間約5000人の人が亡くなっているという調査があり。この数字は交通事故で亡くなる人の1.5倍になるといわれています。
ヒートショックとは、心臓(心筋梗塞等)、血管系(脳梗塞、脳内出血等)が急激な寒暖差などを原因としてが起きる総称で、発症場所は浴室、洗面所、トイレが多いです。亡くなった方の9割以上が65歳以上の高齢者とされています。
皆さまが行える注意事項として
- 入浴前に洗面脱衣所や浴室を暖める
- 湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安に
- 浴槽から急に立ち上がらない
- アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控える
- 入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらう
がございます。平成28年1月20日消費者庁newsreleseより
(参考PDF:コチラをクリック)
住宅を造る立場で考えて行くと、住宅内での寒暖差を大きくしない方法として
- 住宅の断熱性能を高める、気密性能を高める
- 住宅を全館暖房にする
- 住宅全体の空気を対流させる
- 寒暖差を生じやすい場所(浴室、廊下、洗面所、トイレ)へ熱源の設置
上記の項目の組合せで対応しています。
設置費用やラーニングコストも、さまざまなので相談して決めていくと良いと思われます。
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