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住宅に使われている断熱材について

住宅に使われる断熱材って色々ありますよね・・・

昔から多く使われコストパフォーマンスに優れている〈無機繊維系〉のグラスウールやロックウール、
まだまだマイナーな断熱材、〈木質繊維系〉のセルロースファイバー、〈天然素材系〉ではウールブレスに代表される羊毛を使ったもの、断熱性能に優れる〈発砲プラスティック系〉のポリスチレンフォームや硬質ウレタンフォーム、フェノマボードに代表されるフェノールフォーム等、

様々な素材が使われています。

【夏は涼しく、冬は暖かく】暮らせる事は、家づくりにおいて是非とも実現させたい要望の一つでしょう。

どの断熱材にもメリット・デメリットがあります。

自分たちの理想的な暮らしに合った断熱材を採用することは家づくりに於いての重要なファクターとなっています。
今回はその中でも、【セルロースファイバー】について説明したいと思います。

 

セルロースファイバーの主な原料は新聞紙や段ボールといった【紙】です。
その紙を綿状に加工し、ホウ酸等を加え難粘性や防虫効果を高めています。
施工は壁や屋根の中に吹き付けていく充填工法で施工します。その工法は壁内で隙間をつくらず、高い気密性も確保できます。更に、自然素材ならではの吸放湿性や壁内の内部結露抑制にも効果が期待できるのです。
その一方、施工価格が高額になる事や専門の施工業者探しが大変というデメリットもあります。

 

また、断熱性能を知るにあたり熱伝導率は0.038~0.040と標準的な数値でありますが

 

壁内の結露防止や防音効果にも期待できることは、
他の断熱材には無い特殊な商品価値を持った断熱材といえます。

 

 

 

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